藍染体験
工房に漂う藍の香りひと染ごとの濃くなる青。実際に自分で体験すると藍染めの世界がさらに広がります。
1
【絞り染め】という技法を使って、ハンカチを染める工程をご紹介します。まずは準備から。糸を使い、ハンカチを固く縛っていきます。固く縛った部分は白いまま残り、ゆるく縛った部分は模様がぼやけるので、仕上がりをイメージしながら縛るといいでしよう。
2
いよいよ染めの開始です。ハンカチを藍の染料に漬け込むように沈め、ゆっくり動かしては引き上げるという作業を何度も繰り返します。この回数が多いほど、藍の色が深く濃く染まってゆきます。
3
染まったハンカチを水洗いします。途中で最初に縛った糸をほどき、洗った水が透明になるまで、しっかりと水をくぐらせるのがポイントです。
4
洗い終わったハンカチにアイロンをかけて、乾かしながら絞りの部分をきれいに伸ばすと、世界でたったひとつのオリジナル藍染ハンカチが完成!各施設や時期に応じて、体験できる技法や染められるアイテムが異なるので、事前の問い合わせ&予約がおすすめです。
体験施設紹介
※体験内容・手順は、施設ごとに異なります。予めお問い合わせの上、お出かけください。
施設敷地内には大藍商であった旧奥村家屋敷が保存されており、藍が盛んだった頃の商人の暮らしぶりが体感できます。奥村家文書を中心とする貴重な藍関係の民俗資料も保存管理されており、藍の専門博物館/情報センターとして阿波藍の知識を普及する役割も担っています。
tel:088-692-6317
開館時間 |
9:00~17:00(体験受付は15:30まで) |
休館日 |
火曜日(祝日は開館)、12月29日~1月3日 |
駐車場 |
有 |
入館料 |
大人300円、学生200円、小人150円 |
藍染体験料
ハンカチ |
1,000円 |
ハンドタオル |
1,000円 |
バンダナ |
1,500円 |
レースハンカチ |
1,500円 |
てぬぐい |
1,500円 |
シルクストール(小) |
2,000円 |
シルクストール(大) |
3,500円 |
絹マフラー |
3,500円 |
上板町は、藍の栽培面積、蒅の製造および出荷量日本一を誇る藍のふるさと。「技の館」では、藍染体験ができる工房や藍に関する展示のほか、藍の生葉を1年中みることができる「完全制御型LED植物工場」などで、進化する阿波藍栽培の最先端にもふれられます。
tel:088-637-6555
Homepage
開館時間 |
9:00~17:00(体験受付は15:30まで) |
休館日 |
月曜日(祝日の場合翌日休館)12月28日~1月4日 |
駐車場 |
有 |
藍染体験料例
ハンカチ |
1,000円 |
Tシャツ |
半袖100cm〜140cm 3,000円 |
Tシャツ |
半袖XS~Mサイズ 5,000円 |
Tシャツ |
半袖L~XLサイズ 6,000円 |
トートバック |
3,800円 |
ストール |
3,000円 |
江戸から昭和初期にかけて藍商人で栄えた町並みが残る、脇町「うだつの町並み」の一画にある白壁が印象的な施設。藍染だけでなく、地域に伝わる和傘づくりも体験できます。地場産の食材を活用した食が楽しめるカフェスペースも。
tel:0883-52-5168(有限会社やまうち)
開館時間 |
10:00~16:00(体験受付は15:00まで) |
休館日 |
毎週火曜日 |
駐車場 |
有 |
藍染体験料
ハンカチ |
1,100円 |
ストール |
4,400円〜 |
巾着 |
1,650円 |
靴下 |
2,200円 |