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令和2年度 講習会 【 藍を知るための講習会② 】

藍を知るための講習会2_2020

かつて「染め」という事象は、どうしてかはわからないがそうなるという世界の話だった。科学・化学が進歩すると、やがてその染色の挙動は、どうしてそうなるのか、根拠をもって示すことができるものとなった。今では、多くの藍関係者が、どういうメカニズムで布が青色に染まるのかを説明できるだろう。他方、近年は、藍建てそのものや、使う素材などについて積極的に発していく染色家も増えたが、曖昧なまま・感覚的なままになっているようなことも時折見られるのも事実だ。

 今回の講習会では、長らく藍の研究を続けられている武庫川女子大学の牛田 智 教授をお招きし、氏がこれまで研究されてきた藍の染色挙動をはじめ、すくものこと、素材のこと、藍の特徴など、化学的な観点から藍についてのお話をいただき、参加者各人の曖昧になっているような知識、基本的なものから応用的なことまで、広く補完する機会としたい。

タイトル 化学からみた藍
講師 牛田 智 氏 (武庫川女子大学 生活環境学部 教授)
日時 2020年3月26日(木) 14時~15時30分(13時40分 受付開始)
場所 徳島県教育会館 会議室2(〒770-0003 徳島県徳島市北田宮1丁目8-68)
主催 徳島県 / 一般社団法人 藍産業振興協会
参加費 無料(駐車場 無料)
留意点 参加に際してはマスク着用(協会でも衛生用品を多少ご用意しています)

★牛田教授には次のような事柄をお話しいただく予定です:

- 天然染料と合成染料の違い(そもそも、合成染料とは何か、どのようにつくるのか)
- 天然染料と合成染料、薬品使用など、どういった素材を使っているかは染色布から判別可能か
- 化学的な素材を使用する利点と問題点、人体・環境への影響、後処理
- 藍建て素材(石灰と貝灰、多糖類の投入で何が変わるか、投入する糖の種類により違いは出るか)
- 還元菌の種類・働き・特徴、藍甕中にはどういった菌が見られるのか
- インジゴとインジルビン(より強く冴えや赤みを出すための方法論)
- 対紫外線(紫外線によりインジゴは分解されるとされているが、海外の高地民族の中には、紫外線を受けやすい環境下において、藍染の衣類を着ている民族も見られる。これは、紫外線を防ぐためのツールとして、意識的に着用しているのか。なんらか根拠となりそうなデータがあれば。)